神代植物公園
入園料500円ですが、5月4日は無料で入園できるようですよ。
一年間で見れる花も違い、イベントもあるようなので年間パスポート2500円でもお得かもしれません。
少しだけ写真を撮ってきたので以下でご紹介。
立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花
残念ながら百合の花はありませんでしたが、語感的には藤の花でも補完できますね。
芍薬は見ごろまでもう少し、ボタンは少し過ぎたような気もします。フジはちょうど今頃ですね。
風景も春めいていてきれいでした。
たまたま、花に訪れた虫もいたので撮影。植物ー昆虫間の関係を見れて面白かった。
温室も大きくて、きれいに管理されていて素晴らしかったです。世界のいろいろな所から収集された珍しい植物に出逢えます。
ここではご紹介しきれない種類の花・木・風景が溢れている場所ですので、季節を変えて何回でも訪れることができる場所です。またそのうち行こう。
ササラダニアラカルト
簡単なツルグレン装置を作って中型土壌動物を抽出してみました。
そのため、採取されたササラダニをアラカルトで掲載。
同じササラダニ亜目なのに形の違いがあって見ていて飽きないです。
フトツツハラダニとおもわれるササラダニ
太い筒状の体をしているササラダニ。背中の方にフンが透けて見える。落ち葉のハンバーグと呼ばれるもの。脚は短く歩くときはヨチヨチといった感じ。
ツブダニ科の一種と思われるササラダニ
ツブダニ科は種類が多く、分類が難しい。前体部と後体部の境がくびれ、後体部は丸い。なんとなく甲虫のような印象を与えるフォルムと色彩。
オオハラミゾダニと思われるササラダニ
類似の種でヒメハラミゾダニがいるがもう少し小型。お尻の先っぽの方に大きい肛門があるのが特徴。脚を前に垂らすようにしているのがカワイイ。お顔はアイシールドをしているみたいでサイバーな雰囲気。
以上!まだまだあるけど編集していないのでそのうち気が向いたらのっけます。
ワラジを温めておきました
そういって、これを出されたらイヤダナー
ちなみに写真を出し惜しんで温めていたという意味はありません。
ワラジムシ
ダンゴムシと似ていますがこの子は丸くなりません。
見分け方はお尻の方にトゲっぽいものがあるかないか。
脚のワシャワシャ感よ
パーツごとの写真
触角は鋭く、脚も意外と鋭くトゲトゲ
外皮は甲殻類を思わせる作り
お尻の方の突起の役割はなんだろう。
全体の平面写真
スゴイ躍動感ある感じですが、エタノールで固定した際にこのような態勢になってしまったようです。きっとこんなピョーンって感じでジャンプはしません。
※写真の無断転載はお断りしてます
背負うものの重みが私を強くする
皆さんは何を背負って生きてますか?
ササラダニだって何らかを背負って生きていますので、挫けずに生きていきましょう。
オニダニ科の一種(?)
上の写真では分かりづらかったけど、君なにかを背負ってない?
生きざま的なことじゃなくて物理的に。
なにを背負ってるの?土粒?ゴミ?非常食?もしかして体を鍛えるための何か?
なかなかガッチリしててカッコよいフォルム。
でも何を背負って生きているのかよく分かりませんでした。
ササラダニの中には分泌物を出して土やゴミ(?)を背負うもの、脱皮した殻を背負うものがいるようで、その子たちもいつか観察したいものです。
ササラダニも色々背負って生きなくてはいけないとは大変だなー(?)
※写真の無断転載はお断りしています。
キリンさんが好きです。でもゾウさんはもっと好きです。
ゾウさんが好きなのかー。
ということで(?)、土の中のゾウさんも好きになってください。お願いします。
ゾウムシ上科(Curculionoidea)の一種のゾウムシ
本当にゾウみたいに長い鼻ではなく、実は長く伸びてるのは口です。
アリクイムシでも良かったのでは?でもゾウムシだから愛好家が多い気もします。
土壌動物ですが、飛びます。危うく飛んで逃げられそうになりました。
アップすると黒い複眼がグラサンかけてるみたいで、ちょっと砂浜でチャラチャラ遊んでそうな面構え。
しかし、ガタイが良くどっしりした安定感はお父さん的な感じがあって好感が持てます。白と黒のコントラストを基調にして渋めに決めているのも個人的には良いファッションセンスだと思います。
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春のうららの散歩道④
春の散歩道で花を見つけては持ち帰り写真を撮るだけですが、花によって姿かたちが違うことに毎回驚かされます。
また、調べはするものの何の花なのか分からないこともしばしば。
今回は4種類のお花をご紹介。
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いきなり名前が分からない(・・)
でも、白い花ビラに黄緑の雌ずい(なのかなぁ?)がキレイ。
雌ずいの形も先が尖り気味で面白い。
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2連続で名前が分からない(= =)
重なった花びらがまだ緑色で若々しい感じです。
少し野菜っぽくて、雌ずいが雄ずいに囲まれてて幸せそう。ぼちぼち受粉してます。
ムスカリの花
ヒヤシンスの仲間。鈴みたいな可愛らしい花。
花は薄い青、中はコバルトブルーと一貫したカラーリングと結構なお手前で(?)よろしいかと思います。
こちらも鈴っぽい形の花です。花びらの先のカール具合がセクスィー。
花粉は白い粒状で魚とかの抱卵を思い出しました(特に深い意味はありません、個人の感想です)
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小袖を着たおしゃれさん
最近は犬にも服を着させる時代ですが、
実はササラダニも服を着るんです。
コソデダニ科(Haplozetidae)と思われるササラダニの1種
公園の樹木下の土壌から採取しました。
以前、ご紹介したイカダニ科と比べると全体的に丸い。
丸さもイレコダニの丸さとは違って、横に円形をしている。
ちなみにコソデ(小袖)の部分はどこかというと、下の写真の赤丸部分。
コソデは専門用語で翼状突起(よくじょうとっき)と呼ばれる体の部位です。
イレコダニは脚を腹側に丸めて防御しますが、この子は翼状突起で脚を収納するのかな?多分防御の機構を進化させる上で出来たのでしょうが、役に立つんでしょうか?
歩く姿も撮れたので載せておきます。
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