Micro Chaser

小さな世界を追ったりします。主に土壌動物、植物、鉱物などなんでもありありです。

キュウジョウコバネダニ?

キュウジョウコバネダニと思われるササラダニ

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図鑑では体長が700μm程度あるそうなのでもしかしたら同定間違ってるかもしれません。

 

コバネは前体部の左右にある突起を指します。また、キュウジョウは宮城(=皇居)で見つかったことに由来するらしいです(青木、2016)。

 

私はてっきり球場(=野球場)で発見されたのか、球状(=丸い)が語源なのかと思いました。

 

どうやら由緒正しい生まれのようで大変失礼いたしました。

 

初夏の暑さの散歩道

ここのところで大分暖かくというか暑くなってきました。

生き物も活発に動き出したのでカメラを持って近所の山を散歩して暇つぶしに撮影したものを載せます。

 

ちょっとした森みたいなところへ散歩

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林床のところどころにこんな白い花が咲いています。なんの花だろうか。

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この時期なので花はいっぱい咲いてました。しかし名前は分からない。

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この時期はタンポポの写真を載せてる人多くいるでしょうけど、ついつい撮影してしまうのですよ。

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虫も大分増えましたが撮影が難しい。写真はガガンボだと思うのですが意外とかわいい顔してます。

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田んぼからはカエルの声が聴こえてきます。姿は見えなかったのですが、水中にはオタマジャクシが泳いでいました。

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適当な散歩日記でした。

ザラタマゴダニ

ザラタマゴダニと思われるササラダニ

体長1 mmを超える結構な大型種です。

肉眼ではっきり見えるので最初はササラダニか疑ってしまいました。

この子だけだと、どのくらい大きいのか分からないので比較を用意しました。

 

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大分デカイのが分かるかと思います。2倍以上の大きさを誇ります。ご立派です。

人間でいえば、平均身長170 cmに対して300 cm超ですね。

ただしササラダニ亜目なので、サル目での比較でいえば、ヒトとギガントピテクスの比較のようなものでしょうか。

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ちなみにザラタマゴダニとは表面に凹凸構造があるので、「ザラ」という言葉で表現されます。ザラ(頻繁)にいるという意味ではありません(多分)。つまり、「ザラ」がつかないタマゴダニという種類もいます。そのうち、採集できると良いなー。

枕木八十手

タイトルは『マクラギヤスデ』と読んでください。

 

外皮の雰囲気が枕木(電車のレールの下に敷かれる木のパーツ)に似ていることに由来する。命名者は鉄ちゃんに違いない(断定)

枕木 - Wikipedia

 

ヤスデというとムカデと混同されやすく、不快害虫として駆除対象になるものですが、この子はあまりムカデっぽくはないです。動きも俊敏ではないし少し愛嬌がある。

なんでか、ヒワダニ科と思われるササラダニがヤスデに便乗して移動してました。

こういう移動のパターンもあるのか…ひとつ賢くなった。

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トビムシアラカルト

ササラダニもやったのでトビムシもやりますか。

という感じですが、そんなにトビムシは撮りためてないので適当にアップしていきます。

 

前も取り上げたマルトビムシ科のトビムシ

やっぱりコロコロしていてカワイイ。

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ほんでマルトビムシなんだけど黄色いのもいた。左下は色をいじったらおかしくなってしまいました。ゴールデンなトビムシでゴージャスな感じです。

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前に下のブログで取り上げたマルトビムシは体色がなかったけど別種なのか、幼体だからなのか・・・トビムシの分類を勉強しようかな・・・

moyashimon.hatenablog.com

 

こちらはアヤトビムシ科のトビムシ

シルバー&メタリックでエレガント

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ササラダニはクモの仲間なんですが、トビムシってなんの仲間なの?

と思って調べたら、カマアシムシ(カマアシムシ - Wikipedia)とかコムシ(コムシ目 - Wikipedia)の仲間でした。形態はなんとなく似ています。でも、跳躍器(ジャンプするための器官)が最大の違いでしょう。

 

黄色いマルトビムシとアヤトビムシは動画撮れたのでYoutubeにUPしました。

下に動画貼っとくのでご興味があればどうぞ。

 

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蟹工船

土壌から蟹(カニ)を捕まえたので掲載。

学生の時も好きだったけど、ちゃんと観察したの初めて。

 

カニムシ 節足動物門鋏角亜門クモ綱カニムシ目

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クモの仲間ですがサソリみたいなフォルムでかっこよい。

カニよりもサソリに近いような気もします。

肉食性で他の動物を捕まえて食べるようです。

ハサミというか腕の部分が貧弱だけどちぎれたりしないのだろうか。

また生えたりするの?

 

動画は動きを鈍らせて撮ってます。通常時だと動きが速くて追いつけません。

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神代植物公園

東京都調布市にある神代植物公園へ行ってきました。

神代植物公園|公園へ行こう!

 

入園料500円ですが、5月4日は無料で入園できるようですよ。

一年間で見れる花も違い、イベントもあるようなので年間パスポート2500円でもお得かもしれません。

 

少しだけ写真を撮ってきたので以下でご紹介。

 

立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花

残念ながら百合の花はありませんでしたが、語感的には藤の花でも補完できますね。

芍薬は見ごろまでもう少し、ボタンは少し過ぎたような気もします。フジはちょうど今頃ですね。

風景も春めいていてきれいでした。

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たまたま、花に訪れた虫もいたので撮影。植物ー昆虫間の関係を見れて面白かった。

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温室も大きくて、きれいに管理されていて素晴らしかったです。世界のいろいろな所から収集された珍しい植物に出逢えます。

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ここではご紹介しきれない種類の花・木・風景が溢れている場所ですので、季節を変えて何回でも訪れることができる場所です。またそのうち行こう。